C−12

その1:車外編

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91年式、型式U−HU2MMAA。
大森営業所在籍最古参車。
種車は新車時猪高在籍で、基幹2系統用の2次車であるKH−26です。
96年に基幹2系統4次車にあたる、KH−32〜39、50〜52が納車された為、一般車に転用され、車番をRH−26(リフレッシュ化)に改番しました。
そして、99年頃に貸切化改造され、貸切兼用車として在籍していましたが、昨年12月に貸切兼用車の座をMH−30に譲り、貸切車でない貸切車?になっています。
新車から13年経過した御老体?ですが、最近までは比較的元気に守山区2系統などに固定運用を持っていたようです。
しかし、ここのところ固定運用は無いようで、動向が気になっていたところ、偶然藤丘12系統で運用に入っている所をキャッチしましたので、取材してきました。

公式側。
元基幹2系統専用車の為、99年度車より標準装備の『中4枚折戸』式を採用している為、外観上はRH車とまったく同じです。
丸ヘッドライト・メトロ窓で中4枚折戸という組み合わせなのは、RH車の特権でしょうか・・・(笑)
非公式側。
こちらもRH車と同じ。
正面より。
丸ヘッドライト+丸フォグライトの組み合わせは、絶滅寸前ですね・・・。
『63−』ナンバーは、大森在籍車最古参であるしるし。
正面下部拡大。
元基幹バスであるため、この車もKH−26時代は正面下部に『ミッキー』と表示していた社幕があった訳で、RH化の際に板金で埋められていますのですが、分かりますか?。
よーく見ると分かりますが、遠くから見ると判別不能です。
前ドアステップ部。
ステンレス製になっていないこのスチール製ステップ装備車も、今では希少です。
車内側より。
ステップの形は、基本的にH−825までの2ステ車と同じです。
よく見ると、床材がグレードアップ初期車(H−582)までに見られた旧タイプのものになっています。
もうこのC車くらいでしか見られないでしょうね・・・。
基幹バスの名残、内張りの化粧板の色。
一般車は白ですが、基幹バスやRHはご覧のようなベージュ色をしています。
近年は車体強度が上がっている為に車体改修工事をやらないそうで、結果、化粧板が張り替えられずに残っているのです。
座席の色が赤いので、これでもいいのかなぁ・・・。
貸切兼用車でなくなった証拠に、、従来入口横に取り付けられていた『貸切・乗合』の表札入れが撤去されています。
撤去したものが、MH−30に装着されているわけです。
撤去した跡のビス穴は、樹脂で埋められています。
中扉ステップ。
用途が一般・貸切兼用車であった為、車内に車椅子スペースはありませんが、KH−26・RH−26時代には車椅子スペースがあったので、このステップ中央の握り棒はやや右にオフセットされています。
これは、99年度車にも受け継がれています。
ステップの形はRを帯びているなど、99年度車には見られない形をしているのが特徴です。
最下段ステップ中央部の戸当たりが赤いのは、基幹バス時代の残り・・・。
塗装し忘れでしょうか・・・?(笑)
中扉ステップを車内側より。
基幹2系統専用車時代は、当然ここが入口。
かなり前から気になっていた、横方向幕部分の亀裂・・・。
よく見ると、白いビニールが捲れていただけでした・・・。
エンジンです。
かなり年季が入っていますが、型はH−825までと同じM10U型です。
9870ccで230PS(すみません・・・KW換算知らないんですw)です。

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