G−18
その1:車外編

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2001年式、型式KL−HU2PMEA改型。

2001年3月23日、東区大曽根から守山区志段味支所前を経て、高蔵寺・瀬戸みずの坂までのガイドウエイバス『ゆとりーとライン』が開業しました。
名古屋市交通局は、大曽根〜中志段味間を担当することになり、専用車8台が大森営業所に納車されました。
そのうち3台は中扉に車椅子用リフトが装備され、バリアフリー化を図っています。
今回は、そのリフト付き車のうちの1台、G−18を特集します。

公式側外観。
塗装デザインとリフト付車の為、中扉がグライドスライド扉になっている点が外観上の大きな特徴です。
それ以外は大型2ステップ車に準じていますが、日野大型車は2000年後期から『ブルーリボンシティ』にモデルチェンジを行っており、このバスもフロントマスクは『シティ』マスクになっています。
非公式側。
ちなみに、市交日野大型車で2ステップの『ブルーリボンシティ』は、『ゆとりーと用』の8台だけです。
ある意味希少車??
リフトを出した状態。
交通局車のうち1台は、他に名鉄とJR東海バスの3社共通の予備車になっていて、他社管理の車両が故障等で使えない時に、交通局車が貸し出されたりするそうです。(既に過去数回実例あり)
ですので、たとえば名鉄の春日井営業所に、この車が居ることもあったりするとか・・・。
中扉拡大。
このステップが可動してリフトを形成します。
そのリフトを形成して、下に降ろした状態。
この状態で車椅子のお客さんに乗ってもらい、黒い部分を持ち上げてリフトを上下させます。
床高さまで上げた状態。
こうしてみると、結構な高さがあるんですね・・・。
特別にガイド輪を出して頂きました。
普段は内側に格納されていて、小幡緑地にあるモードインターのゲート前で出し入れします。
反対側。
この前輪は、フレーム部分も含めて三菱製だそうです。
ホイールも特注品だとか・・・(中子式というそうです)。
後輪のガイド輪は固定で、常時出ています。
この後輪の後ろに補助スロープが格納されています。
エンジンを見せて頂きました。
2001年式日野低床車(NH−7〜30)と同じ、P11C(PT−1)型エンジンを搭載。
スペックは10520cc、250PSです。
社名表記。
『ゆとりーと』の車は名古屋ガイドウエイバス(株)の所有です。
交通局・名鉄・JR東海バスの各社は、車を受けて運行管理を行っているだけなので、両者の表記がなされています。
補助スロープ。
おもに地上区間で、停留所に着車できない時、歩道と車道の段差解消のために使用します。

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