H−576

1991年式、型式U−HT2MMAA改型。
2003年春、かつての主力車であったいわゆる『テープ車』が、名古屋市交通局市バスから姿を消しました・・・。
過去に撮り集めたファイルを見ていたら、幸いにも『テープ車ラストナンバー』のH−576の画像が出てきましたので、ここで紹介したいと思います。

公式側外観。
この車は、3扉テープ車の最終年式で、この車以降(H-577以降)は、グレードアップ車になります。
窓が上下にスライドするタイプである以外は、基本的にH−577以降に似ています。
後面。
これを見る限り、H−688までとなんら変化は有りません。
非公式側から。
上下スライド窓が並ぶ姿も、もう見る事は出来ません・・・。
(下の写真のみ、千種駅前にて撮影)
車内の様子。
すべて前向きに揃えられた座席配置が特徴で、緑の座席モケットと相まって、今ではまるで別会社のバスに乗っている様な感じがしますね・・・。
車椅子スペースのベンチシートは、H−577以降の採用で同車には無く、優先席も前向き座席になっています(公式側の黄緑色のカバーの席)。
運転席。
座席が『緑色』な点以外は、基本的にH−688までと変化ありません。
足廻りは、現在の『エアサス』では無く、トラックなどによく見られた、『リーフサス』で、ゴツゴツくる振動が独特でした。
しかし、同車の『リーフサス』は、少し撓
(しな)りがあったみたいで、そう苦にはならなかったみたいです。
走りっぷりは比較的良かったと思います。
ダッシュ板拡大。
このダッシュ板はH−712まで採用。
車内前部。
車内案内表示器が無い為、前幕覗き窓が現在の車より大きいです。
そして、表示器の付いている位置には、時計が付いていました。
ナンバー。
61〜62代の車は、今ではあまり見かけなくなりましたね・・・。
名鉄バスでは、現役バリバリですが・・・(汗)


最後に、ご協力頂いた運転手の方に、この場を借りてお礼申し上げます。

写真は特記以外、汁谷東転回場にて、許可を得て撮影。

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