NMS−15

その1:車外編

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2002年度製、KK−LR233J1改型。
2002年春、公共施設関連系統のバリアフリー拡充を目的に、中型低床車30台(いすゞ20台、日デ10台・市交初の西日本車体製)が納車されました。
2001年以来、市交新車はメーカーを絞って納車しているらしく、一つの車庫に一つの車種・・・ではなくなってきています。
大森にもいすゞ中型低床車5台が入り、主に公共施設関連系統で活躍しています。
今回はそのうちの1台、NMS−15をご紹介します。

公式側。
ぱっと見の外観は、2000年に導入のいすゞ中型2ステップ車(エルガミオMS−14〜20)とよく似ていますが、低床車であるゆえ、側窓の高さが全体的に低く、また正面の塗り分けが低い(フロントガラスと最上段青帯の間に白が入っている)為、簡単に判別可能です。
非公式側。
こちらも2000年式MS車と類似していますが、やはり『N』が付くだけあって側窓の高さが低いのが気になります。
参考に浄心所属のNS−14の非公式側。
同じエルガシリーズなので、瓜二つです。
前面拡大。
NS車をコンパクトにしたような感じ(現にNS車より車幅が200ミリ程度小さい・・・)です。
ところで、このエルガシリーズは、このように正面のパネルが開くようになっているのです。
開口部拡大。
ウインドーウォッシャ液のタンクや、その他配線などがまとめられ、日常点検しやすくなっています。
エンジンを見せて頂きました。
型式6HH1型で、スペックは8230ccで225PS。
4速ATと相まって、MH車よりよく走ります。
市交ノンステップ車には、全ての車両の中扉に、スロープ板が取り付けられていますが、この車には手動スロープが装備されています。
引き出す前の状態。
スロープを引き出した状態。
傾斜角は緩やかで、車椅子の方が自力で乗車できそうです。
また、同車には『ニーリング機能』(車高を上げ下げ出来る機構)が装備されていて、車高を最低にするともっと緩やかになります。

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