NSF−12
その1:車外編

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2003年度製、型式KK−MJ27HF型。
2003年12月13日、地下鉄名城線の大曽根〜名古屋大学間が開通するのにあわせ、市バス系統の再編成が実施されました。
これにあわせ、那古野営業所の廃止と、160台にのぼる大量の廃車とともに、新車が40台(いすず大型CNGノンステップ車10台、ふそう小型ノンステップ車30台)が納車されました。
新車のうち、前者いすず10台はすべて鳴尾営業所に入り、後者は各営業所に分散配置されました。
大森には後者4台が納車され、主に東区系統等の行政路線で運行されています。
今回は、普段滅多に入らない守山区1系統に、隠しノンステでやって来たNSF−12を取材しました。

公式側。
前面や基本的な部分は、春に納車のNMFと変わらないのですが、なにせ小型の為、NMFに比べると異様に短いホイールベースが特徴です。
非公式側。
しかし、NMFのダックスフントよろしい車体よりは、バランスがよく取れて見えるのは気のせい・・・?

公式側、非公式側を横から見てみます。
車体長は約7メートルで、まるでチョロQが実物大化したように見えるのは、私だけでしょうか?(笑)
正面より。
NMFとまったく同じつくりですが、今回の新車より行き先表示が、従来の幕式からLED表示に変わり、デジカメで撮影するとご覧のようにはっきりと写らなくなってしまいます。
ちなみにどうしてこうなるのかと言うと、実はLEDは肉眼では確認出来ないほどの高速で点滅しているのです。
均一に点滅していればいいのですが、それぞれがばらばらで点滅している為、このようになってしまうのです。
後より。
こちらも、行き先表示がLEDになった以外は、基本的にNMFと同じです。

中扉下部拡大。
ノンステップ車なので、当然中扉にはスロープが・・・と思いきや、収納スペースはあっても、この車にはスロープが装着されていませんでした。
よく見ると、NMFとはステップの構造が少し違います。
他のNSFも装着されていないのでしょうか??
前扉ステップ付近。
NMFと同様、狭い入口通路です(汗)
まぁ、車体幅が狭いので
やむ終えないと言えばそれまでですが・・・。
中扉拡大。
昨年のNMFは引戸だった中扉は、このNSFでは2枚折戸になっています。
戸袋や窓割の関係でしょうか?
もっとも、従来の市バスの小型車は、中扉はすべて2枚折戸(SH、SF、TF)になっているので、揃えたのかも知れませんね。
その中扉の折戸を車内から。
写真内側左にたたまれて開く為、床の黄色いデッドゾーン(ここに立つと、センサーが反応して扉が開かない・・・)エリアが、引戸のNMFよりも広く取ってあります。
また、開時の戸挟み防止の為、左側に進入防止のチェーンがして有りますが、ノンステップ車の為か2重に取り付けられています。
また、チェーンには97年式以降同様、バリアフリー対策と危険予告
の為に黄色い樹脂で巻かれています。
エンジンを見せて頂きました。
型式6M61型で、NMFとまったく同型同性能のエンジンを搭載しています。
このリア駆動部の構造はNMF車とまったく同じなので、相変わらずぎっしりと詰め込まれています(苦笑)

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