RF−95

(↑緑ヶ丘住宅転回場公道上にて撮影。)

93年式、型式U−MP618M改。
初代基幹1号系統用(P−車)が経年してきた為、取替え用に納入された車で、2002年に同系統に新車(NKN−1〜10)が入った時に、余剰になるとして一般車に改造された『リフレッシュ車』です。
このたび、古巣の鳴尾車庫よりRF−94、95の2両が転属してきましたので、こちらでご紹介します。

公式側より。
横幕周り、中ドア戸袋窓周りに種車のあと(一般車は黒テープですが、この車は白テープになってます)以外は、ふそう一般車となんらかわりはありません。
・・・しかし、系統が『千種13』では、違和感ありまくりです。
非公式側より。
こちらから見ると、ふそうの一般車そのものです。
余談ですが、以前のRF車(RF−68とかのテープRF)は前幕周りに黒の塗装を施さず、オリジナルの白のまま走っていて、一目で判別可能でしたね。
公式側後方より。
やはり、ふそう車が千種駅前ターミナルに居ると、違和感大ですね・・・。
実は、ここにふそうが来るのは、ドーム急行(那古野担当分)が無くなって以来なんです。
車内前部。
日野車と少し雰囲気が違いますね・・・。
車内前部より。
床は全メーカー共通のものです、かなりインパクトのある『オレンジ』色の座席が、元基幹バスであったことを物語っています。
そして、この座席の色を見て『間違えたがや〜』・・・といって降りようとしていた人、数人(汗)
シート配列は基幹バス時代のままです。
後部拡大。
やはり、『オレンジ』色の座席が目に付きます。
ただ、基幹車の共通仕様?で、ベンチシートが、前向き座席1脚分前(優先席の正面)にあるため、後部2人掛けシートが中扉の前まであります。
着席定員確保の為でしょうか??
後部左側座席。
ふそう車の後部座席は、日野車のそれに比べると、かなり狭いです。
シートピッチの関係でしょうか・・・。
ベンチシート。
こちらも日野車と同じで、跳ね上げると車椅子スペースになります。
下は跳ね上げた様子。
優先席もベンチタイプです。
こちらも日野車と同じ。
最前部座席。
自分の感覚なのですが、日野車より高めに設置されていて、座りやすいです。
ただ、足元が日野車に比べ狭いですが・・・。
基幹2系統用の車は、足元が広くていいのですが・・・。
これも、シートピッチの関係ですね。

基幹バス名物?の停止予告灯。
フットブレーキの他、エキゾースト(排気)ブレーキ使用時にも点灯します。
ただ、中のリレー(電子部品です)がカチカチ耳障りなのですが・・・。
ちなみにふそう車の排気ブレーキは『日野より利きが悪い』・・・らしいです。
運転手氏談。
運転台。
同期一般車(先代エアロスター)と全く同じつくりです。
・・・ただハンドルが『日野車に比べて重い』らしく、交差点右左折時には取り回しに大変そうでした・・・。
インパネ拡大。
日野車と違って、ふそう車はこの年式でもタコ計(回転計)が付いています。
運転席右側操作盤。
MHと同じくらい右に寄っています。
上の自動放送装置操作盤とドアスイッチの位置は日野車に似ています。
横のスイッチの位置は、ふそうの配列なので、『日野車に慣れていると探さないかん』そうです・・・。
なるほど・・・。
足廻り拡大。
同期日野車に比べ、エンジンの馬力(トルク?)が強く、西城などの上り坂も4速で登り切ります!(ちなみに同期H−631などは同じ地点で4速に入れると『失速』します・・・/爆)
シフトレバー。
ふそうでは『フィンガー・コントロールミッション』という名前で、日野車と同じく電気信号とエアでトランスミッションを操作します。
ただ、この車はギアのシンクロがあまり良くないらしく、たまに正常時の『スコッ、キン!』という音ではなく、『ギェ〜、キン!』という音になります(爆笑)
サイドブレーキ。
ワイヤー式で、ごく一般的です。
緑ヶ丘住宅バス停にて。
写真では分かり難いですが、かなりの下り坂になります。
やはり、違和感ありまくりなのですが・・・(汗)


最後に、ご協力頂いた運転手の方に、この場を借りてお礼申し上げます。

写真は特記以外、千種駅前ターミナルにて、許可を得て撮影。

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