NMF−2
その1:車外編

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2003年度製、型式KK−MJ27HL型。

今年度の新車は、ふそう中型低床車30台、日野大型低床車10台の計40台が納車されました。
後者の10台はすべて鳴尾営業所に入り、一般系統で活躍しております。
ふそうの30台は各車庫に分散配置され、大森営業所には1、2、29、30の4台が納車されました。
なぜ番号が飛んでいるかと言うと
(しかもトップナンバーとラストナンバー・・・/笑)、今年度の新車は、普通のカーテン付き車と、カーテンを廃止しガラスに遮光フィルムを張った、色付きガラス(カーテンレス)車の2種類があるからです。
見たところ、1〜15がカーテン付きで、16〜30が色付きガラス車のようです。
今回は、隠れノンステップでやってきた、カーテン付きのNMF−2を特集します。

左右外観。
ベースは在来のMFなのですが・・・SFのホイールベース間をギュ〜っと引き伸ばしたような感じで、『ダックスフント』を思わせるような外観が特徴です・・・(笑)
なおこの車には、電動ミラーが装備されていて、特に左側のミラーは、いちいち降りて調整しなくても済むので、『便利になったわぁ〜』と運転手氏も言っていました。
(上のみ藤が丘にて)

さらに、4輪フルニーリング機能(エアサスのエアを抜き、車高を下げる機能)が付いており、約10cm車高を下げることが出来ます。
写真上は走行・通常高さで、下がニーリング状態です。
隣の748との屋根高さの違いに注目して下さい。
(藤が丘にて)
スロープを出した状態。
名市交の低床車は、全て中扉にスロープ板を備えており、バリアフリーに貢献しています。
この車は、手動スロープです。(2001年度製の低床車からは、すべて電動から手動スロープに変わっています。)
スロープ部拡大。
上が収納状態で下が出した状態です。(見たまんまですが・・・/汗)
スロープを引き出して下に降ろすと、車内側に少し(黄色い部分)だけ傾く構造になっていて、スロープの傾斜角緩和に役立っています。
また、バス停に着車出来ない時に、歩道との段差解消の為に補助スロープが備え付けてありますが、同車は車内ベンチシート横に収納されています。
後方から見てみました。
リア部の車体形状は、完全にSF車と同じです。
やはり、長いホイルベースに目が行きます・・・。
そして、やたらとオーバーハングのないリア部。
この後輪と最後部との間に駆動系機器が納められている訳ですが・・・。
リアの表示類。
ノンステップバスである印の車椅子マークはもちろん、『乗降中』を表示する電光掲示表示器も装備されています。
・・・なお聞いた話によるとこの表示器、不測の事態(バスジャック・・・等)に遭遇した場合に、『SOS』とも表示できるそうで・・・確認はしていませんが・・・。
ちなみに、今年度の新車では、テールライトの形状が従来の『縦2段テール』から、『横シングルテール』に仕様変更されています。
従来の形状は、『名古屋市独自』の仕様の為、メーカー標準に合わせたのだと思います。(経費節減??)
エンジンルームを見せて頂きました。
横置きされたエンジン(型式6M61型)を中心に、左にラジエータとターボ、右にオートマトランスミッションと、広いノンステップエリアの犠牲がここに来てしまった・・・という感じに、ぎっしりと詰め込まれています。
整備性はやや難??
入口付近の表示。
今年の一般車から(ゆとりーと専用車は登場時から)、入口・出口に英語併記となりました。
万博を2005年に控え、さり気無く準備・・・といった所でしょうか?

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