NMF−2
その2:車内編

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車内前部。
電光表示板は従来と全く同じものです。
また前幕の覗き窓が小型化されています。
一本幕なので1ヶ所だけにあります。
前部より後方を眺めてみます。
長いホイールベースが作り出す広いノンステップエリアは、他メーカーと比較して一番広い点が、ふそう中型ノンステップ車の特徴です。
・・・その代わり、中ドアから後ろの部分は、詰め込まれた駆動系の影響で、かなりの段差になっています。
その後部拡大。
最後部と併せて3列の座席を確保していますが・・・最後部はかなり窮屈なシートピッチです。
また、後幕の覗き窓も小型化されています。
ベンチシートの横に立てかけてある物が補助スロープです。
非公式側座席配置。
2002年式まではベンチシートになっていましたが、今年度から前向き一人掛け仕様になりました。
実は、今年度の新車からこの場所の床下(正式には床から座席の間)にあった温水ボイラが廃止になった為、ベンチシートにする必要が無くなったのだそうです。
この反対側は、ベンチシートのままです。
ちなみに今年度車から、座席の形状が変更されています。
皆さんは気付かれましたか??
座席の下にある黒いものは、暖房用のプレヒータで、エンジン熱で温水を作り、それを使って暖房するのですが・・・ボイラ無しで大丈夫でしょうか・・・??

跳ね上げ式車椅子スペースは、今年度も継承。
左側最前列の座席。
従来のノンステップ車より高いです。
窓枠下部の高さ位に座面があるので、窓に下から20cm位の高さまで、黒いシートが張ってあります。
反対側の座席も・・・と思いきや、反対側には座席が無いんです!
代わりに荷物置き(?)になっていますが、恐らくこの後の座席が前向き座席になった為、ここに座席を作ると座った人で圧迫感を感じる・・・と言った様な理由で止む無く廃止したのだと思います。
横幕の覗き窓も小型化されています。
多分小型化した理由は『アレ』になる為・・・だとチラッと聞いたのですが、ココでは伏せさせて頂きます。
運転台。
やはり中型車であるゆえ、少々窮屈に出来ています。
高めにセッティングされた座席と(一番下でもまだ高い・・・/汗)、パワステなのにやたらと重いハンドルはRF−95と同じようで、長いホイールベースと相まって、交差点右左折時にはハンドルの取り回しに苦労されていました。
座席右側の操作盤。
大森には日野車が圧倒的に多い為、この日の乗務で乗り合わせた運転手氏も、少々戸惑っていました・・・。
ムリもありませんね・・・。
インパネ拡大。
警告ランプの多さはふそうの特徴で、エアロミディ共通のインパネを装備しています。(SF車やMF車と同じインパネです)
速度計は、いすゞと同じメーカーのようで、140km/hまで振ってあります。
足廻り拡大。
やたらと立っているアクセルとブレーキが気になりますが、アイスト復帰用の青ペダル共々、AT車の共通仕様となっているみたいです。
走りっぷりは、新型6M61ターボ付きエンジンと相まって非常によく走るそうで、ブレーキも日野車に比べると、少々きつく踏んでも特有の『ゴクン!』という衝撃も無く減速できるので、運転手氏も『これいいわ〜』と言っていました。
シフトレバーは、昨年より普通常用車と同じレバー式となり、操作性は◎。
ちなみにアイストさせるときは、ブレーキを踏み『N』レンジにするとエンジンが停止し、エンジンを再始動する時は、ブレーキを踏み青ペダルを踏むと掛かります。
パーキングブレーキは99年度のノンステ車から採用のフルエアのホイールパーク式を採用。
写真右側のレバーです。
写真はパーキングブレーキを掛けた状態。
運転席上。
自動放送装置(中)と方向幕設定器(左)が壁に埋め込まれています。
ふそう車の方向幕設定機は、どの車種も上のほうについております。
まぁ、自動放送装置が放送設定と同時にバスロケと方向幕を自動設定してくれるので、不要に思いますが、意外な使い道があるとか・・・。
運転手氏のお勧めで。
車内温度計なのですが、今年度の車から湿度計も付いた温度計が付いていました。
室内環境にうるさくなった??

最後に、ご協力頂いた運転手の方に、この場を借りてお礼申し上げます。

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写真は特記以外、すべて大森霞ヶ丘転回場にて、許可を得て撮影。

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