NMS−15

その2:車内編

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車内前面。
こちらの車も、1本幕採用にもかかわらず、前幕覗き窓は2ヶ所。
何か理由があるのでしょうか??
前方より車内を見てみます。
ノンステップ車である為、中扉後方より段差があります。
後方拡大。
後方窓が大きい為、NH車に比べると後方座席の高低差があまり気にならなくなっています。
座席は2脚ずつのものが3列配置されているので、通路がやや狭い?

最後部座席。
シートピッチが狭いのが気になります。
後方から前方を見てみます。
こうしてみると、中型車でも結構長く感じます。
公式側最前部座席と中ドアの間のベンチシート。
一般車ならば、優先席である場所ですが、NMFと同じく『優先席』という表記が有りません。
その座席の下には、違反駐車等でバス停に着車出来なかった際、車椅子のお客に使用する『補助スロープ』が格納されています。
その車椅子の方の『車椅子スペース』は、ホイルベースの関係で1台分しかありません。
構造は一般車と同じく跳ね上げ式で、輪止めが計4つ装備されています。
非公式側最前部座席ですが、タイヤハウスのやや後方にかかる位置に設置されていて、見るからに華奢なパイプ脚なので、これを見ると怖くて座る気が失せる??
公式側最前部座席。
こちら側はタイヤハウスの真上なので、少し安心(?)。
座席位置が車内で一番高いので、前方展望?は良好です。
運転席拡大。
中型車なので、少々窮屈に出来ています。
基本的な構造は大型の『エルガ』に準じています。
インパネ拡大。
エルガと共通のものです。
タコメータの下のデジタル表示は距離計で、横の小さいボタンで表示切替可能というスグレモノ。
積算は、タコの左のエア圧力計下に表示されています。
足廻り拡大。
トルコンAT車の為、クラッチペダルの位置に『アイスト復帰用ペダル』がある等、基本的に市交トルコン車標準仕様?です。
MH車と比較すると、『クセが無く気にせずブレーキ掛けれるわ』、『踏んだ分だけ走るし、ATだから加速がいいわ』と言われる様に、走りっぷりはかなり上々です。
シフトレバーとサイドブレーキ。
NHなどに採用の『ボタンセレクタ式』から、乗用車と同様で操作性抜群の『レバー式』に変更されました。
サイドブレーキは低床車ではおなじみ?の『フルエア式』。
ダイヤ板入れの横にある、次停停車予告灯。
一般2ステップ車は一つですが、左側にもう一つ『車椅子スペース専用』のものが付いています。
これは、座席を跳ね上げたところにある専用ボタンが押されると点灯し、普通の降車ブザーが『ピィ〜〜』なのに対し、『キン、コン』と、まるで『玄関のチャイム』のような音がします。(←人から聞いた話で、未確認です/汗)
スイッチ類が整然と並ぶ運転席右側の操作盤。
座席から少しだけ見えているのは、冷暖房のスイッチ。
最後に。
運転席仕切りなのですが、『いすゞ』車特有のロックが・・・(笑)。

最後に、ご協力頂いた運転手の方に、この場を借りてお礼申し上げます。

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写真は特記以外、すべて守山新堀転回場にて、許可を得て撮影。

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