NSF−12
その2:車内編
今度は車内を見てみます。 まずは前面拡大。 上がNSF−12、下が2003年春納車のNMF−2の同部分対比。 行先表示がLED表示になった為、NMFに見られた方向幕確認窓が省略されています。 そのかわり、LED表示設定器が取り付けられていて、登録ナンバー表示の表示位置が左に寄るなどの、若干の配置が変更になっています。 |
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方向幕確認用の窓が省略されたので、少しすっきりした印象の上部右側の拡大。 | |
LED表示設定器の拡大。 非常時に、ここで設定できるようになっています。 普段は、案内放送設定器(要はインパネ左側のテレビの事/笑)と行先表示は連動になっている為、この設定器での操作は不要です。 しかし、案内放送設定器で『回送』を設定して『回送』表示することも出来ますが、この設定器の中にある『回送』(最上段左から2つめ)を押すと、一発で『回送』になります。 ところが運転手氏の話だと、『壊れやすいそうだから、なるべく使わないでくれ・・・』と言われているそうな・・・。 はて・・・? ちなみにメーカはレシップ(・元三陽電機製作所)製で、名鉄バスをはじめ全国各地で見ることが出来ます。 余談ですが、レシップの本社は岐阜県本巣郡にあり、おもいっきり地元の企業だったりします(笑) |
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車内前部より後方を見てみます。 NMFと比較すると、全長が7mと短い為、最後部座席がすぐそこにあるようです。 |
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最後部より。 ちなみにこのNSFは、同期30台全車がカーテンレス(色付きガラス)車で納車されています。 したがって、光が差し込むと、写真のように緑がかった光が入ります。 それにしても前が近い・・・(苦笑) |
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NMF同様、中扉から後方は段状になっています。 ここから後方の座席配置は、NMF車とほぼ同じですが、最後部までのシートピッチはかなり窮屈で、改善の余地あり・・・と言ったところです。 『ほぼ』同じと言うのは、中扉が引戸だったNMFに対して同車は2枚折戸の為です。 ドアエンジンが写真左上のスペースに付いている為、進行方向左列の2人掛け座席の左側が犠牲になっています。 ややこしい説明ですが、要は1席分少ないと言う事です・・・。 |
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運転席後部のデッドスペース。 同車ではご覧のように荷物置き?のようになっています。 もう1席作れそうな感じなのですが・・・。 |
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そのデッドスペースの後ろにある、車椅子スペース兼ベンチシート。 2000年度車以降と同様、座席中央部の肘掛がなくなっています。 あと、通常は右手に立て掛けてある補助スロープが、なぜか座席下に置いてあります・・・。 |
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ベンチシートを跳ね上げた状態。 基本的な構造は、2000年度車以降とまったく同じです。 |
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ベンチシートに座ると、真正面が中扉になります。 ちなみにこの中扉、大型や中型ノンステ車のそれに比べると少し幅が狭いですが、車椅子のお客が通過出来る幅は十分確保してあります。 |
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公式側、最前部の座席。 基本的に、NMF車と同じつくりです。 |
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最前部席のステップも、基本的にNMFと同じです。 | |
前輪タイヤハウス〜中扉間にあるベンチシート。 前向き座席1脚分のスペースに、横向き2人掛け座席をムリヤリ作ってしまったような印象があります・・・(汗) 大人2人が座ると、ちとエラいです・・・。 |
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運転席です。 こちらも、NMFとまったく同じ構造をしています。 ただ、画像にはありませんが、無線機を新車時から搭載していて、バスロケも新型のものが備わっています。 |
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インパネ部の様子。 基本的にNMFと同一です。 |
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インパネ拡大。 こちらもNMFと同じ・・・。 |
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足廻り拡大。 AT車なので、クラッチの代わりにアイスト復帰用の青ペダルがある等、NMFとまったく同一です。 走りっぷりは、NMFと同一エンジン+7mのショートボディのため、加速のよさは大森在籍車で随一です。 |
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ギアシフトレバーとサイドブレーキ。 こちらもNMFと同一。 |
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NMFもそうなのですが、最前部席付近の降車ボタンは、写真のように配置されているのですが、ここに座っている分には2つもいらないような・・・。 | |
実は、NMFが登場する以前から、『次回の新車からは行き先表示をLED化する』計画はあったようです。 昨年まで有った方向幕覗き窓は、LED表示になったこの車では付いていません。 |
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ダイヤ板置き付近。 降車ボタンのメモリリセットのボタンがここにあるのですが、運転席から遠いのが難点とか・・・。 |
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そして何故か2つある、オアシス21バスターミナル用のリモコン。 なぜ2つあるのかというと、リモコン電池切れ等のトラブルに対応する為だそうです。 |
最後に、ご協力頂いた運転手の方に、この場を借りてお礼申し上げます。
写真は新守山駅・守山新堀にて、許可を得て撮影。
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